レーニ 「酒を飲むバッカス」

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レーニ 「酒を飲むバッカス」

グイド・レーニ(1575年11月4日~1642年8月18日)は、17世紀前半、バロック期に活動したイタリアの画家です。 レーナは20代半ばを過ぎてからローマに出て、画家としての修行を始めます。 その腕は確かです、教皇パウルス5世(在位1605-1621年)や枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼの注文を受け活動しています。 バチカン宮殿「アルドブランディーニの間」(現在はバチカン図書館の一部)の装飾「サムソンの物語」はレー二によるものです。 1638年に描かれた「酒を飲むバッカス(幼いバッカスとも)」は、ギリシャ神話の神さまです。 葡萄の葉の冠をかぶり、赤ワインをがぶ飲みしている赤ちゃん。 後ろの酒樽からワインがダバダバ溢れ出ています。 さすが飲んだくれの神さまです。 06767df1-0f0d-407a-9b54-af3ee2a51ec1 「うーい、ぼくちんは酔ってないじょ。 ほおらあ、ちゃんとこぼさずに飲めてるじょ。 あひゃひゃ。ワインも止まらにゃい。 おしっこも止まらにゃーい」 じょぼじょぼじょぼじょぼ。 むちむち赤ちゃんの神さまです。 image=510158291.jpg
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