スプランヘル「グラウコスとスキュラ」

1/1
前へ
/363ページ
次へ

スプランヘル「グラウコスとスキュラ」

バルトロメウス・スプランヘル(1546年3月21日~1611年9月17日)は、ブラバント公国(現在のベルギー)の画家。北方マニエリスムの代表的な美術家です。 スプランヘルは、地元であの修行をしていましたが、19歳の時にローマに出てローマ教皇のための仕事に従事し、ローマ皇帝マクシミリアン2世に招かれてウィーンへ行き、宮廷画家となりました。後にルドルフ2世に付いてプラハに移り、ずっとそこで過ごしました。 スプランヘルの絵の女性はとにかく肉感的で、身体をひねっています。 この絵の水の妖精スキュラも、むちむちです。 スキュラは気づいていませんが、海神のグラウコスは一目でスキュラに恋をしてしいました。 スキュラはとても美しい妖精で、大勢の男性が求婚していました。 しかし彼女は結婚や恋愛に興味が無く、全ての男性を拒み続けていました。 彼女は岸辺や砂浜を散歩したり、人目に付かない場所で水浴びをしたり、妖精たちとおしゃべりをするのが好きでした。 ところが、グラウコスに目をつけられたから大変。 ef5186f9-efd6-4b62-9641-d49e1c5acb02 「うひょー。ナイスダイナマイトボディー!!! そそられるう」 美しいことも不幸です。 image=510199423.jpg
/363ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加