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ホイッスラー「白のシンフォニー No.3」
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー(1834年7月11日~1903年7月17日)は、19世紀後半のアメリカ人の画家であり版画家ですが、活動はロンドンが主でした。
この人は、浮世絵などの日本美術からの影響が濃く見られ、時代とすると印象派なのですが、印象派の画風を残しつつ、独自の絵画世界を持っていたと言われています。
本作も、団扇や絣模様の敷き物、紅葉が描かれているのを見ることができます。
1867年に描かれた本作「白のシンフォニーNo.3」は、No.1、No.2に続くNo.3ですが、 実は「白のシンフォニー」と名づけたのはこれが最初の作品です。
また、音楽的な言葉をタイトルに使ったのもこれが最初ですが、まったく音楽には関係ありません。
「ねえ、お姉さまあ。お夕飯、カレーだったでしょ」
「そうね」
「私、お気に入りのこのドレスに、カレーをこぼしちゃった」
「あらあら。すぐ脱いで洗わなくちゃ」
「めんどくさーい」
「早くしないと取れなくなるわよ。『アタック ZERO』か『ウルトラアタックNeo』か『ワイドハイターEX』に浸け置きしときなさい」
「お姉さま、やってえ」
「私もだるいわ」
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