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カラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571年9月28日〜1610年7月18日)は、バロック期のイタリア人画家。
何を隠そう(隠す必要もありませんけれど)、狼歩は、古典絵画の中ではカラヴァッジョが一番好きな画家です。
腕前は超一流、しかし素行と性格は最悪。
酒を飲んで暴れる、人に喧嘩を売る。ついには殺人を犯し、ローマ法王から死刑宣告を受けるほどでした。
しかし生涯を通じて、絵画制作の注文やパトロンが途絶えたことのない、画家としては幸せな一生でした。
彼の描く絵には、何かしら尋常でないメッセージが込められいて、観る者に「さあ、じっくり観てその裏にあるものを当てて見ろ」とでも言っているようです。
1606年に描かれた『法悦のマグダラのマリア』。英語名は「ecstasy(法悦)」です。
エクスタシーとは、宗教上では神に救われる恍惚体験を意味しますが、反社会的で教会に喧嘩を売るようなことも平気でするカラヴァッジョですから、別の意味のエクスタシーのようにも見える、というのが、もっぱらの噂です。
くかーっ。寝ているようにしか見えませんが。
* またしても画像が消えました。
運営さんからの解決・返事を待っていられないので、再度貼り付けます。
ご覧いただけない場合、お知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いします。
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