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ルソー「夢」
アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー(1844年5月21日~ 1910年9月2日)は、19世紀~20世紀フランスの画家です。
この人の絵は一見稚拙に見えるという評価もありますが、ファンタジックで細かい描写が特徴です。
1910年作の『夢』です。原田マハ氏著の小説『楽園のキャンバス』内では、この作品と酷似している『夢をみた』が、ルソーの本物か贋作かで問われるという話です。
こちらは正真正銘の本物。ルソーのジャングルをテーマにした25点のうちの一つで、204.5cm×298.5cmという大きなものです。
さあ、この中には動物がたくさんいますよ。見つけられるかな。
鳥、サル、ゾウ、ライオン、雌ライオン、ヘビがいますよ。
ちょっと暗くてわかりづらいですが、中央で蛇つかいが笛を吹いています。
ぷぴー。
ピンクスネーク、カモーン!
この女性は、ルソーの若い頃の情婦、ポーランド人のヤドヴィガだそうです。
考えれば考えるほど、不思議な絵です。ツッコミどころ満載。
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