プロローグ 新造拠点、『トラック諸島泊地』へ

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━━━司令部 執務室 大淀「ここが執務室です。」 影政「おぉ...『大湊(向こう)』より良い設備だな。執務用パソコンにテレビ、冷蔵庫、ソファ...これなら執務も捗りそうだ。」 大湊(向こう)は建物が旧くてストーブガン炊きしても中々暖かくならなかったからな...寒くて執務が中々終わらなかった... 大淀「左隣が提督のお部屋です。あのドアで繋がっているので、すぐに移動出来ますよ。」 大淀の指差した方を見ると確かに木製のドアがあった。 影政「部屋は後で見よう。次に案内してくれ。」 大淀「分かりました。」 ━━━━司令部と艦娘寮の間 入渠施設 大淀「ここが入渠施設です。」 瑞鶴「へぇ~、寮と司令部と繋がってるのね。」 秋月「自販機も飲み物の他にアイスのも...沢山ありますね。」 鳥海「高速修復剤(バ ケ ツ)置き場もありますね。大湊(向こう)だと外に積んで防水シート掛けただけだったのに...」 吹雪「...あの、『大湊泊地』ってそんなに酷かったんですか?」 瑞鶴「......えぇ。」 鳥海「...それはそれは」 秋月「毎日毎日......」 電「寒くて大変だったのです......」 吹雪(うわっ、四人共遠い目だ!?) 総督は『出来るだけ早く改修するから我慢しとくれ』って言ってたが......その日を待たずにここに異動になったな。 大淀「......あの、次に行っても...?」 ━━━━司令部裏手 工廠 大淀「ここが工廠です。」 妖精達「「「テートク!!」」」ビシッ(敬礼) おぉう、妖精達のお出迎え...... 大淀「建造、開発、解体は階に分かれています。ここ一階が建造、地下が開発、解体です。」 妖精達「「「......」」」ウズウズ 瑞鶴「...なんか妖精達がウズウズしてない?」 吹雪「設営されて間もないですから...早く建造、開発したいんですよ。これらは提督の許可無しに私達艦娘には出来ませんし。」
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