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～瑞鶴side～
白露「あのオーラ...時雨なの...？」
村雨「...凄い威圧感...」
夕立「夕立...あんなのに勝てない...っぽい...」
瑞鶴「この感覚...まるでル級Flagshipを相手しているみたい......」
大志「...あれが時雨の宿した『獣』の本当の力か...」
雨の中、私達は傘を差すのも忘れて提督さんと時雨の戦闘を見ていた。
今まで時雨の動きは力任せの激しく荒い動きだったのに、急に普段の演習...それ以上の立ち回りに変化した。
時雨【深海・戦】「......はっ...！」ｽｯ...ﾀﾞﾝｯ!
黄金色に輝くオーラを纏った時雨が小刀を構え、微かな吐息と共にアスファルトを蹴った。
そして提督さんに迫って小刀を振り翳す。
影政【黒鬼・改】「......ふっ...！」ｶﾞｷﾞｨ!...ﾋﾞｭｳｯ!
提督さんは小刀を受け流し、そこから斬り上げる。
時雨【深海・戦】「っ！！」ﾊﾞｯ...ﾀﾞﾝｯ!
時雨はそれを海老反りに仰け反って躱し、宙返りで着地して即座に小刀を構えてアスファルトを蹴り出す。
影政【黒鬼・改】「...ふっ...！」ﾋﾞｭｳｯ!
時雨【深海・戦】「っ！！」ｶﾞｷﾞｨﾝ!...ｸﾞｸﾞｸﾞ...
時雨の斬撃を提督さんは受け止め、鍔迫り合いになった。
時雨【深海・戦】「......っあぁぁ！！」ｶﾞｷﾞｨﾝ!ﾋﾞｭｳｯ!
影政【黒鬼・改】「っ...！！」ｶﾞｯ!
だが、時雨が提督さんの刀を押し上げてすかさず横薙ぎに小刀を振り翳す。
提督さんは受けていなし、斬撃に出る。
ｶﾞｷﾞｨﾝ!ｸﾞｸﾞｸﾞ...ﾋﾞｭｳｯ!ｷﾞｨﾝ!...
更に二人の動きは素早く、鋭くなっていった......
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