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~瑞鶴side~
タッタッタッタッ...
白露「時雨!!」
村雨「姉さん!!」
夕立「お姉ちゃん!!」
瑞鶴「提督さん!!」
大志「総長!!」
二人が最後の一騎打ちを決め、時雨が倒れてオーラが消え、提督さんも片膝を着いた所に私達は傘を投げ出して駆け出した。
影政【黒鬼・改】「...瑞鶴、大志.....っ...」
提督さんが顔を険しくして右肩を抑える。
大志「ちょっと見せて下さい!」
大志さんが提督さんの右肩を診る。
瑞鶴「提督さん......」
色々聞きたい事、言いたい事があって私は提督さんに話しかけた。
影政【黒鬼・改】「......こうするしか無かった。...話したら猛反対は確実だ......仮に話したとしても、お前らは首を縦に振るか?」
提督さんはそう言って苦笑いを浮かべた。
瑞鶴「......多分、私は反対したと思うけど...それでも私には話しても良かったんじゃないの?
ホント、提督さんは...こういう事は私達に話さないんだから......もっと私達を頼りなさいよ...」
大志「瑞鶴の言う通りだ、総長。...俺は...俺達はどんな命令でも従う覚悟は出来てるんだ。
だから、アンタ一人で背負わないでくれ。俺達にも総長の『荷』を背負わせてくれ...」
大志さんは提督さんの制服の袖を破り、包帯代わりに右肩に巻きながら言った。
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