プロローグ 新造拠点、『トラック諸島泊地』へ

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━━━電お助け中━━━ 電「はうぅぅ......」←涙目、頭にちょっと大きめのタンコブ 秋月「...四段位のタラップで転ぶって...やっぱり電さん、何処か抜けてますね...」 秋月が半ば呆れた様な口調で言う。 電「はうぅぅぅぅ......」←更に涙目 瑞鶴「コラコラ、傷口を抉らない。」 影政「......なんか着任早々バタバタしてすまん。」 ??「アハハ...」←苦笑い 大淀【トラック】←以降は普通に『大淀』表記。総司令部秘書艦の大淀に【総司令部】表記をする。 「大丈夫ですよ。ちょっとした所で転ぶのは偶にある事ですし...」 ...電の場合結構な頻度なんだけどな。 大淀「コホン...改めて、牙門提督。ようこそ『トラック諸島泊地』へ。私は当泊地の任務担当、『大淀』です。そして此方は...」 吹雪「『吹雪』です。頑張って提督をサポートしていきます!」ビシッ(敬礼) 吹雪、か...何処の鎮守府、泊地でも真面目な性格だな。 影政(......まぁ、一人例外もいるんだが...ここの吹雪は大丈夫......だと願いたい。) 大淀「それと...後ろの四人が『大湊泊地』から転属されてきた娘達ですね?」 瑞鶴「えぇ。元『大湊泊地』艦隊旗艦、『瑞鶴』よ。五航戦の力、この泊地でも見せてあげるわ!」 鳥海「重巡洋艦『鳥海』です。秋月ちゃんと一緒に艦隊の空を護ります!」 秋月「防空駆逐艦『秋月』です!私が居るからには、敵に艦隊の空は渡しません!」 電「い、『電』なのです!この泊地でも精一杯頑張るのです!」 大淀「フフッ。頼もしい娘達ですね♪では、司令部へ案内します。こちらへどうぞ。」 大淀はそう言って吹雪と共に司令部に向って歩き出した。
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