青い春

飛び乗った列車の窓の外流れる景色はいつもと違って見えたおはようと扉の先で微笑む一両目あなたのいない電車に乗った私の朝の景色の中にあなたはいつもその中にいたのホームへ降りればきっとまた目が合うでしょう熱いぐらいの陽が差す扉が開いて影がふたつ、錆びついた階段を上ってゆく見えているくせに見ないふりをした私だって、あなただって

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