第1章

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秘密倶楽部とは、どこにも存在するもので、その会員制の会員権は高額で取引される。 俺は黒崎 恭一郎(クロサキ キョウイチロウ)、この秘密の社交倶楽部“タランチュラ”のオーナーだ。 煌びやかな内装、ソファーからテーブル、グラスに食器等ここにあるものは全てゴージャスという言葉が当てはまる物ばかり取り揃えてある。 ドリンクも、ありとあらゆる種類を揃えている。バーテンも一流、シェフも一流、ウェイター教育も徹底している。お客様をお迎えするにあたって抜かりはない。 ここには巨大なスクリーンが設置されていて、ゲームに参加出来るシステムになっている。テーブルは全部で20台。各テーブルには内蔵されたボタンがついている。 更にVIPルームのチャージ料は1000万だ。勿論、VIP専用巨大スクリーンでゲームに参加する。 悪趣味な金持ちの要望に応えるのは骨が折れる。だが、その分、呆れるほど稼げる。 今回のイベントの主役は鬼畜高校生だ。
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