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「うむ、カミラこそご苦労」
カミラはこの辺の先住民族の子で、昔つぶした奴隷市で売られかけてたところを助けたらついてきた。
当初は俺のことをお館さまって呼んでた。理由?知らん。
でも自警団を組織し、カミラを団長に任命するにあたって、呼び方を変えてもらった。
でも焦った時とかにはつい出ちゃうみたいだがな。
「ああ・・・分かった。領主様。受験者は全員揃ったそうです」
「分かった。それでは・・・ゴホン。自警団志望者の諸君!よくぞこの場まで来てくれた!!」
そして数時間後。
「ふう・・・・やっぱり疲れる」
「お疲れさまでした、お館さま。お茶をお入れしましたので、どうぞ」
現在執務室。先ほどの受験者の選考をカミラと二人で行っている最中だ。
「うん、ありがとう。しかし、だ。今回はなかなか骨のあるやつがそろったみたいだな」
「そうですね。即戦力、とまではいきませんが、候補生クラスはかなりいますね」
にしても候補生多すぎ問題。
あ、うちの自警団は候補生がいるんだが、結構多くてどうするか悩んでいる。
そのためにどうすればいいか考えている。
・・・あ。
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