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よっこいしょと立ち上がり、秀兄ぃに向かって、
「キッチンお願い。多分、耳押さえてももだいているから。俺は2階見てくる」
2階にあがると優美が左耳を押さえて、うずくまっていた。
「優美~~ぃ、どうした~~の?」
優美は涙目の恨めしそうに、
「撃退・・使ったでしょ」
「お袋と結託して、困らせる方が悪い」
「ぶぅ~~」
優美は口をとがせて抗議、
「ぶうぶう言ってると、可愛い顔が台無しだよ、スマイルスマイル~~」
顔を赤くした優美は、
「可愛いって・・許して・・あっげない・・き・・す・・してくれたら・・許して・・あげても・・ゴニョゴニョ ウグ!」
仕草が小動物的で、思わずキスしてしまった。
「あんた達ね・・昼間っからイチャイチャしない」
「「ヒィッ!!」」バキ「グェ!」
びっくりして、短い悲鳴を2人して上げてしまった。優美が力いっぱい抱きついてきたので、思わずかえるをつぶしたような声を出してしまった。
後から美優お姉さんが声を掛けてきた。
「美優ねえ、いるならいるって言ってよぶぅ~~!」
「グェ!ゆ・・み・・は・・な・・じ・・で」
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