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優美は恥ずかしさのあまり、抱きついたまま抗議の声を上げた。
「ゆ・・み・・ギブ・・ギブ・・は・・な・・じ・・で・・」
俺の言葉を聞いて優美は手を離してくれた。
「りょう・・だいじぃうぶ?・・鼻血・・で・・てるよ・・大丈夫?、もしかして私が抱きついたから興奮した?」
冷ややかな目で優美を見ながら、
「抱きついてくるときに、肘が思いっきり、鼻にぶつかったの、机の上のテッシュとって優美」
「ハハハハァ・・ごめんねぇ」
テッシュを受け取り止血していると、
優美が机の本棚にぶら下がっている、キーホルダをさして、
「りょう・・これ・・なに?」
「なになに優美、りょうくんのお恥ずかしい宝物みつけた」
キーホルダはハート型の半分の形をしており、
「・・昔の・・彼女の・・ことが・・忘れることが・・できなく・・捨てることができずに・・マンションに・・置いて・・おくと私に見つかると思って、実家に・・大切にほかんしてるんだ・・美優おねぇ・・りょうって・・やっぱり・・普通の男の子だったんだ・・信じてたのに」
優美は、美優姉さん抱きついて、泣いた・・マネをしてる?
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