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「まわりの視線が厳しかったのは、おみくじが合わさったうれしさで、檸檬ちゃんが私にキスしたからでしょ」
「・・そうだっけ ウグ」
そう言って檸檬は、蜜柑にキスをした。
「アウアウアウアウ」
「美優おねえ、慣れて!」
美優お姉さんは真っ赤になってしまった。
俺は、
「優美・・」
「・・ご・・め・・ん・・な・・さ・・い」
まずい、シュンとしている優美も可愛すぎる。
「・・ううん、分かれば・・分かればいいよ」
4人娘からの視線が痛い。
「りょうくん・・鼻の下伸びてる・・」
「りょう・・」
カサ
優美がポケットにキーホルダをしまうのが見えた。
今回、柊家に集合したのは、兄の秀と美優お姉さんの結婚の詳細打ち合わせのためだったので、打ち合わせが終わったみんな解散となった。
マンションに戻った一行は順にお風呂に入ってまったりとした時間を過ごしていた。
コンコン、ピッ、ガチャ
「りょ~~う、入るよ~~」
俺が振り向くと、優美はすでにベットの上で上がっていた。
「りょう~~、こっち来てきて!」
優美は嬉しそうに俺を呼んだ。
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