運命の別れ道

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あれは、小学校6年生まで遡ることになる。 「美琴、中学校に行ったらまた変装するの?」 「ああ。」 両親が俺は可愛いだのなんだの言ってなんかダッサイ鬘とダッサイだて眼鏡を持たせた。 でもこれは物心着いたときには洞察力が無駄にある女子(敵)と剥ぎ取りに来た屑(憐)に剥ぎ取られ… いや、ダッサイのつけるの嫌だったしよかったんだよ。剥ぎ取られるまでは でもそのあと可愛いとか言ってきやがって… いくら中性的な顔とはいえ俺は男だ。 可愛いとか傷付くわけだよ。 親も言うんだぜ、勘弁してくれよってゆーな そっからはもう大変 女に家までついてこられるわ男には休み時間にきもちわりぃデケェ声で呼ばれ寄ってみたらいきなり追いかけ回されるわ… 俺は平凡に過ごしたかった!!!!! 平凡が一番じゃん? 朝礼の時間とかで前にたったりすることもない! 授業も特に悪いことしてなけりゃ当てられないわけだし
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