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…はっ!
そういえばここ図書室だったじゃん!
こいつにのせられた…
余程煩かったのか周りの女子がガン見してくる。
…あれ?目がはーとのような?
「美琴が頑張るなら僕も頑張って受からなきゃな」
「お前なら行けるだろ」
「お前のオツムじゃ無理とかさっきまで思ってたくせに?」
…まあ。
「…あ、美琴、18:00!魅音(ミオ)くんのお迎えの時間!」
「ほんとだ!…じゃあ、まぁ、また明日な」
「おう!」
こうして魅音の迎えに行くことになった。
魅音は5歳で俺の弟。
壬嶺(ミレイ)という妹もいる。
魅音の幼稚園児のお迎えは俺が行くことになっているので向かうことに。
そして肝心の高校は月向学園を滑り止めに受けることにした。
まぁ、2つとも受かったら間違いなく頭の良い、更に上位になるといろいろ免除される月向学園に入ることになるだろう。
これが運命の別れ道だと知らずに…
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