春休み

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「はいっ!いったいった!」 「えっ…ちょっ…ばっ、ばいばい?」 -バタンッ あっという間だったなぁ~ 「で?」 「…は?」 や、何?睨まないでくれねぇかなぁ、 「なんで寮って早く言わなかったの?」 キーン すっげえ声たけぇ 「いや、俺もさっき知ったんだけど…」 これは事実。 「なんで高校教えてくれなかったの!私だってPC使えるし!」 どっからPCなんて、 「学校を調べるため!どこの学校なの!」 ううううう… 「つ…月向」 「調べてくるっ!」 -バタンッ? …おーい、乱暴に扱うな~ はぁ、今更か。 そう思いつつ俺も準備を始めた。 ――そこからは俺のお別れ会をして… 家来たちが手紙や花束をくれて… 魅音が「飴さん」と言いながら可愛い包装紙に包まれた飴さんをくれて… あれは可愛かった。 包装紙以上に魅音が。 壬嶺は小さな黒くて赤い目をした可愛い兎さんをくれた。因みにめっちゃ泣いてた。 なんでも…「寮以外だとテディベア持っていけないでしょ?だからこの子をつれてって」らしい。 けっこう可愛い こうしてお別れをした
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