運命の別れ道

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ーーーーービクウッ つい側にあった壁を殴ってしまった。 …穴が開いてないだけセーフとしてくれ。 こいつ勉強する気あんのかよ 「ないよ、だって行くとこ決まってるし」 心を読むな 「ってかさぁ、美琴は何で内申点が2個も3個も下のところに行くの?」 「…めんどくセェもん」 「僕は頑張って月向学園(つきむかいがくえん)に入るけど?」 「…は?」 お前が?あの学園に? 「今、お前のオツムじゃ無理、とかおもったっしょ?」 「だって馬鹿じゃん」 「それは事実だけどせんせーに行ける範囲だって言われたもん」 ま じ か 「あと…美琴は平凡に過ごしたいんじゃないの?」
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