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300枚程のコインが下皿にある時、ゲンがわたしのところへ来た。
「どう?」
「いや、上じゃない。」
「俺の弱虫ペダ、まだ二回しか当たってないけど偶数示唆が出ててARTは一回引いてる状況。」
「今通常時?」
「うん。」
今日は日曜日。
ゲンは午後四時から仕事だ。
もう既にお客様からの予約が入っている。
「そっちに移動する。投資は?」
「一万ジャスト。」
「オッケー。」
わたしは五百枚コインを貯玉していた。
その五百枚以内でGFの判別は終わったので、現在わたしは現金投資をしていない。
「ありがとう。帰って仕事の準備して。」
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