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寅「だからなんで俺の外見を否定するんだよ!結構いい線いってると思うんだけどさ!そりゃ自分は美人かもしれないけど…こっちだって結構モテたんだぜ!」
櫻「そうですか?モテてたのですか?では、因みに…バレンタイデーの時に、花子さんとご家族以外でチョコレートを貰ったことはありますか?」
寅「あーりーまーすー!小学二年生の時に同じクラスの梅子から一個、もーらーいーまーしーたー!馬鹿にするんじゃねぇ!」
櫻「成る程。とてもとてもモテてらっしゃったようですね。そんな方と偽装とは言え、カップルになれるとは、光栄の極みです」
寅「へっ!最初からそうやって素直にしてれば可愛いのによ!それよりかさ、今度どこか出かけないか?付き合ってるって花子達に見せつけたいんよ」
櫻「私は嫌味で言ったんです。本気にしないで下さい。何で大昔にチョコレートを一個貰っただけで、モテモテになるのですか?阿保ですか?馬鹿ですか?間抜けですか?最初に申し上げた通り、もう少し知性的な発言は出来ないのですか?あと、一緒に出かけるのは抵抗がありますので謹んで御遠慮願います」
寅「だから、なんでお前はそんなに冷徹なんだよ!もっと他に言い方があるんじゃないのか?そんなんだから一郎に振られてピエロになるんだよ!」
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