第4話 どっちもどっち

4/5
前へ
/16ページ
次へ
寅「そのセリフを一郎にも言えるのか?一郎は平々凡々な男だろ?自分より劣るからってそんな態度をとるのか!?そんなんだから振られるんだよ、バーカ!バーカ!」 櫻「本当に貴方は無礼な男ですね。今、一郎が関係ありますか?貴方の事を無礼だと話をしているに過ぎません。関係無い話をしないで下さいバーカ!バーカ!バーカ!」 寅「自分が振られた原因から、いつまでも目を背けるな。あと交換日記を人に叩きつけて渡すのはやめい!バーカ!バーカ!バーカ!バーカ!」 櫻「私は振られてはいません。私が告白する前に、既にトメ子が告白していたから、私とは付き合えないと言われたのです。そう、告白の機会が遅かっただけです。私が先に告白していたら今頃、私と一郎は付き合っていたはずです。貴方なんかと偽装カップルなんぞ、する事も無かったでしょうね。バーカ!×5」 寅「いや、無いな!それは無い!それだけ高圧的な女といたって、息苦しくなるだけだもん!一郎がトメ子と付き合っていなくったって、振られてるね!まあ、それでも百万歩譲って、付き合ったとしても、それは一郎が優しいから!勉強ができるだけで男が幸せになるなんて考えてるようじゃ、絶対に付き合う男は不幸になるね!バーカ!×6」 櫻「貴方に一郎の何が分かると言うのですか?勝手に一郎の気持ちを代弁しないで下さい。バーカ!×無量大数」     
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加