第ニ章 Ω白烏とのひとときΩ

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わたしはガバッと起き上がって アオトに視線を向ける… 白樺アオト (白い烏) 「カァ…?」 …だ、だめだ… 今日は諦めよう… わたしは目を閉じて眠りにつく… ー翌日の朝ー 「おはよ…起きて?」 んん… わたし 「もう少し…寝かせて…」 「だ~め…もう、朝の10時だよ…?」 耳に心地いい低音ボイス… わたし 「じゅ…う…じ……」 え、朝10時…!? あ…でも、今日は休みだった… もう少しだけ…寝たいなぁ… わたしは寝返りをうつ…… 「眠り姫…朝ですよ…? それとも、目覚めの口づけが必要ですか…?」 暖かい手の感触がわたしの顎に触れた! だ、誰なのっ…!? わたしは慌てて目を開いた… あ、あれ…誰もいない…? 強いて言うなら枕元に 烏のアオトがいるだけ… わたしの顎に触れた男性の 手みたいなのはなんだったんだろう… 夢…だったのかな… わたしは再び寝返りをうち アオトに視線を向けた… わたし 「おはよう…アオト」 白樺アオト (白い烏) 「クワアッ!…オハヨーオハヨー♪」 今日もアオトは元気そう! 翼はまだ、治ってないみたいだけど… わたしはベッドから起き上がって う~んと伸びをした… 今日はなにしようかなぁ
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