第一章 Ω翼が折れた白烏Ω

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獣医(男) 「あ…その白い烏の名前ですよ」 あ!この子の名前かぁ… 考えてなかった… わたし 「あ、アオトです!白樺アオト…!」 あ…つい、アオトの名前つけちゃった… し、白樺って…なんで思い付いたのかな ま、まあ…いいや 今はそれどころじゃないっ 獣医(男) 「わ、わかった… 白樺アオトくんだな! 少し待っててくれ…」 獣医さんは烏のアオトを わたしの手から受け取って 奥の部屋に向かっていき わたしは近くにあった椅子に座る… ー3時間後ー 獣医(男) 「…あ、君!アオトくんはもう大丈夫 翼は折れていたがそれ以外に大きい怪我はしてない おうちに帰って安静にしておけば 数週間でまた、飛べるようになる…」 わたしは椅子から立ち上がって 獣医さんの所に行き 獣医さんは医療用のゲージに入った 烏のアオトを差し出してくれた… わたし 「ありがとうございます!獣医さん!」 わたしはそのゲージを 受け取って家に帰る ゲージの小窓から アオトの様子を見てみる おれていた翼にギブスをつけてて なんか可愛い… 白烏 アオト 「カァカァ!クワッ…!」 うふふ…少しだけ元気に なったみたい…良かった♪ 家に入ったわたしは玄関に 内側から鍵をかけた
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