第一章 Ω翼が折れた白烏Ω

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そのままゲージをテーブルの上に乗せて 荷物とかいろいろおろしてお風呂をぱぱっと済ませ ゲージを開いた… わたし 「アオト…出てきても、大丈夫…」 白烏のアオトは辺りを見回しながら 恐る恐るゲージから出てきた… 白烏 アオト 「クワァ…?カァカァ…!」 テーブルの上を歩くアオトに 癒されるわたし…なんか、可愛いかも… あ、歯を磨かなくちゃ… わたしは洗面所に向かい、歯を磨く バサバサバサッ…! …! 「クワアアッ…!」 アオト…!? すぐに口をゆすいで わたしはリビングに向かった! 烏のアオトは床に片方の 翼を広げた状態で堕ちてる…! わたし 「アオト…!怪我してるんだから あんまり動いちゃダメだよっ」 白樺アオト (白い烏) 「クワアッ?カァーッ…!」 わたしは床に堕ちていた アオトを拾い上げ 寝室のベッドのそばにある 小さい机の上にふかふかのクッションを置き その上にアオトを乗せた… 部屋の電気を全て消し、寝室の電気だけ つけてベッドに座ったわたしは アオトの頭を優しく撫でてみる… 白樺アオト (白い烏) 「カァ…♪」 可愛い…動物ってほんと癒されるわ… わたしはアオトの頭を撫でるのをやめて その様子をじーっと見つめてみた… image=508655556.jpg
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