第ニ章 Ω白烏とのひとときΩ

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壁際に小皿を置いて わたしは家の玄関に鍵をかけて 会社に向かう… 烏のアオトが来てくれたおかげで 今日はテキパキ動けそう! わたし 「おはようございま~す♪」 わたしは自分の席についた 隣の同僚がこちらに視線を向ける… 同僚(女) 「フローラ…なんか、いつもと違うね なんかいいことあったの?」 同僚は微笑しながら こちらに視線を向ける わたし 「うん…まあね♪」 そうして仕事をぱぱっと終わらせて 帰路につくわたし… 帰ったら烏のアオトが待ってる… 明日は土日で仕事も休みだし… アオトにいっぱい言葉を教えてあげなくちゃ♪ しばらくして家に帰ってきたわたしは 玄関の扉を開いた、真っ暗だわ… わたし 「アオト、ただいま…! あ、アオト?」 「クワアアァ…ッ」 あ、そ…そっか… アオトは鳥目だったんだ! 暗いのが怖いのね… わたし 「アオト、今…電気つけるから待ってて!」 わたしは部屋の電気をつけた… 辺りがぱあっと明るくなる わたし 「アオト…?」 わたしはアオトの姿を探す あ、小皿…綺麗になってるわ! ちゃんと食べてくれたんだ… 良かったぁ 「…カァア…」 ! わたし 「あ、いた…!」 アオトはテーブルの 下に隠れていた!
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