4人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
壁際に小皿を置いて
わたしは家の玄関に鍵をかけて
会社に向かう…
烏のアオトが来てくれたおかげで
今日はテキパキ動けそう!
わたし
「おはようございま~す♪」
わたしは自分の席についた
隣の同僚がこちらに視線を向ける…
同僚(女)
「フローラ…なんか、いつもと違うね
なんかいいことあったの?」
同僚は微笑しながら
こちらに視線を向ける
わたし
「うん…まあね♪」
そうして仕事をぱぱっと終わらせて
帰路につくわたし…
帰ったら烏のアオトが待ってる…
明日は土日で仕事も休みだし…
アオトにいっぱい言葉を教えてあげなくちゃ♪
しばらくして家に帰ってきたわたしは
玄関の扉を開いた、真っ暗だわ…
わたし
「アオト、ただいま…!
あ、アオト?」
「クワアアァ…ッ」
あ、そ…そっか…
アオトは鳥目だったんだ!
暗いのが怖いのね…
わたし
「アオト、今…電気つけるから待ってて!」
わたしは部屋の電気をつけた…
辺りがぱあっと明るくなる
わたし
「アオト…?」
わたしはアオトの姿を探す
あ、小皿…綺麗になってるわ!
ちゃんと食べてくれたんだ…
良かったぁ
「…カァア…」
!
わたし
「あ、いた…!」
アオトはテーブルの
下に隠れていた!
最初のコメントを投稿しよう!