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わたしはテーブルの前でしゃがんだ…
わたし
「アオト、もう怖くないよ
こっちにおいで?」
白樺アオト
(白い烏)
「クワアッ…♪」
アオトがテーブルの下から出てきた!
しっかり2本の足で歩いてきたわ…
わたしはアオトを
抱き上げて頬擦りする…
そういえば、この子♂なのかな♀なのかな?
男の子の名前つけちゃったけど…
わたしは頬擦りを止めて
じーっとアオトを見つめた…
白樺アオト
(白い烏)
「クワァ…?」
アオトが首を傾げてる…
烏の性別ってどうしたら分かるんだろ…
あ、そうだ…お風呂入らなくちゃ…
わたしはアオトをリビングの床におろして
浴室に向かい、髪や体を洗って
パジャマに着替えた…
髪をタオルで拭きながら
リビングに戻ってきたわたし…
あ、あれ…アオトの姿がない!?
まだ怪我だって治ってないのに…!
わたし
「あ、アオト…!?どこ…っ」
わたしはテーブルの下を覗く
い、いないわ…
リビングを探し回ったけどいない…
わたし
「アオト~!」
あ、し…寝室?
「クスクスッ…」
え…ヒトの笑い声?
寝室から聞こえた…
わたしは寝室に静かに入る
「クククッ…」
ベッドの下から聞こえたわ…
わたしは深くしゃがんで
ベッドの下を覗いてみた
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