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時々、無茶をし過ぎる。」
(晃は、街に背を向け。 フェンスに寄りかかる。)
「お前と似て、意志を曲げない・・。」
「あいつは、特定の誰かじゃなく、皆を守ろうとするだろう。」
「そこは、お前と違うかもしれないが。」
(聖は、金色の瞳で、瞬きした。)
「そうかな?」
「お前は、メンバーよりも。 市民よりも。
大事なのは、夏樹と千波だ。」
「違うか?」
(至近距離で、晃に、冷たい視線を向けられ。
聖は、多少動揺した。)
「くっ・・、そうかい?」
(苦笑し、目をそらす。)
「そうだな・・。」
「僕と違って、夏っちゃんには、
まだ、そんな誰かは、現れていないみたいだ。」
「もし、そんな誰かと出会えたら。
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