空間

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__こたつの中では君は僕に甘えてくれる。 __こたつの中では僕は君をひとりじめできる。 君の首についている鈴の音を聴けるのも、君の肉球に触れることができるのも、今は僕だけだよ。いつもは家族みんなに愛されている君だけど、この空間では、僕と君だけの空間では、ひとりじめさせてほしいな。 大切な家族のぬくもりを感じる、ある冬の日の午後。
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