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薪小屋に連れ込まれた俺は、揺れる己の脚を見ていた。
俺の膝に体を割り込ませたナギが腰を振っている。
ナギの顎から垂れる汗が俺の胸に落ちて気持ち悪い。
小屋の外からは朝の水汲みに小川に向かう子供達の無邪気な声が聞こえる。
俺は何故こんな所でナギに組み敷かれているのだろう。
もう祭りは終わったのに。
もう放つ精も枯れて透明な液体しか出る物もないのに。
ナギに散々嬲られた乳首に汗が触れヒリヒリと痛むというのに。
捕らえられた鹿の様に両手首を柱に括りつけられ尻を犯されながらも、雄を迎え入れる粘液を溢れさせ歓喜にうち震える己の身体を認めたく無くて
俺は必死に俺を捉え溺れさせようとする快感の波から目を叛け続けたのだった。
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