抱き合いし者

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揺れる心の底の底 ポツリと音が遅れてる 淡い色した羅針盤 震えたままの一秒間 確かに残らず濁さずにたいらげたソレは、なんとなく時の欠片を気ままに集めるように、次第に腐っていった。何も言い訳なんかしないで。それは卑怯だと誰か(他人であろう)が責めた。 「憎しみ、苦しみ、悲しみを砕け 両手で受け止めた傷んだ心 実力もない、飢えた笑顔 ゾッとするような思考と それを拐っていく嵐 もう忘れて欲しい   そ   う   で怖いのは    い  自    の  分    は    真実
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