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あらすじ
目覚めるとそこは屋上階段の踊り場だった。
主人公は、記憶を失っていた。
ポケットからは遺書を発見。
自分は自殺をしようとしていたのか?と思い至り、主人公は自分の情報を探り始める。
途中、遺書は本物なのか?もしや脅されていたのでは?など、サスペンス疑惑も浮上。さまざまな謎が浮上する。
しかし、終盤、自殺をしようとしていたのは、自分ではなく、親友だった事が発覚。
主人公は親友の部屋で遺書を発見し、自殺を止めようと、廃ビルの屋上階段へやってきたのだった。
もみ合いになり、突き飛ばされ頭をぶつけ、記憶を失ったのだ。
親友をみつけた主人公は、記憶を失ったまま、自殺を思い留まるよう説得する。
「俺は、自分の事はわからねぇ。もちろん、お前の事だって、思い出した訳じゃねぇ。でもな、これだけは分かんだ。記憶をなくす前の俺が、お前のこと、どんだけ大切に思ってたか…。」
果たして、記憶を失った主人公の運命は?そして、大切な人の命を救うことができるのか?
謎が謎を呼ぶヒューマンミステリー。
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