再会

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その後、ゆっくり食事を取りながら、学生時代の懐かしい話で盛り上がり、2時間が過ぎた。 今は14時45分。 美波と別れて、再び1人になった私はネイルを外すため、予約してあるサロンに向かった。 ジェルネイルは自分でオフするのが難しい。今お気に入りのネイリストはいるにはいるけど、悠哉さんにして貰えたらと思うのが本音。 サロンを出た時には、もう4時前だった。 そろそろ待ち合わせのカフェに向かおうと、みなとみらいを出る。 横浜に着いて、本屋や雑貨店をふらつきドラッグストアを回る。 カフェに着いたのは、6時半。 ちょっと早めに、中でコーヒーでも飲んでいようと思った。 もうすぐ7時。 私の胸が彼への想いで高鳴っていると、彼は予定通りに私の前に現れた。 「お待たせ」 悠哉さんのスーツ姿、見慣れてくると案外悪くはなかった。 「じゃあ、行こっか」 悠哉さんはそういうと、手を差し出してくれた。 こういうデート、久しぶり過ぎて頬が赤らむ。
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