秒針を噛む~ヒカルン~

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始まる一日 いつも通り 通り過ぎて 「アイツ暗いよね」って標的決まり 確信犯でしょ? 激しく暴力奮った後 皆は笑ってた 「学校休みたい」って 僕の気持ち訴えたって 家族は誰も分かってくれない 家出に逃走 面と向かって抵抗 する勇気もないまま 僕は 森に潜り エミナーに会い 帰りたくないとガンガン祈った でも彼女は 分かってくれない どうせ周りの大人と一緒なんだ このまま籠ってしまって 楽になりたい 分かり合う術一つもないから 僕の事は捜さないでね 形のない謝罪は いらないから
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