第1章

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妙子は…実の父親を知らずにいる娘の沙弓が哀れで有ったが? 秘密は守り通し無情にも沙弓に打ち明ける事は無かった!! お墓の中まで持っていくとの誓いは消して嘘では無かった!! 永吉の葬儀は会社の葬式として執り行われその葬儀は立派で有った!! 妙子は…父親である実の沙弓の永吉の冥福を心から願い天国から見守って欲しいとも願った!! 未亡人と成った五月は…何時までも哀しみに呉れて居たが? 妙子に引き取られ女秤り4人の賑やかな生活に段々元気を取り戻して悲しさを乗り越えた様だ!! 妙子と五月は何故か馬が合って今では姉妹の如く親しくなっていたし一緒の生活も幸せだった!! 2人共に30代に入り益々女盛りだし回りの男達の関心が集中したのは当然だ!! 妙子に仕手も五月に仕手も自分の熟れた身体を持て余し欲望が無かった訳では無いが? 何故か娘達の姿を見る度にそれ以上の生き甲斐を感じていた!! 何時しか2人で晩酌をした夜は消してレスビアンでは無いが自分で慰める虚しい気持ちでは無く実際に肌に触れてキスをして愛撫の快楽に酔った事も時々は有った!! 女性同士の性はやはりもの足りないし最後の止めが欲しい処では有賀? その最後の止めは大人の玩具の張形で代用したが生身には敵わない温かみは仕方が無かった!! 只…2人の欲求不満は大分抑える事が出来たし1人でする虚しさも無かったし一番の安全は消して妊娠する事が無い事だ!! 五月の娘幸子チャンは娘の沙弓寄り5歳離れたおねいちゃんだ!! 今大学の2年生で娘の沙弓を実の妹の如く接して呉れる!! 妙子にしたら有難い事で五月に仕手も同じ思いだ!! 依って沙弓と幸子チャンは父親が同じ娘と言うことには違いないし姉妹も本当の事だ!! 幸子チャンは大学で亡くなった父親っ子らしく同じ道を進むべく現在建築科に所属して五月を喜ばせた!! 五月に聞くと? 幸子チャンは幼い頃から父親になつき五月は少し不満を持ったが? 良く父親の膝に腰掛けて建築の話や世界の建物の絵本を見せていたと聴いた!! 幼い子供はやはりこんな時間が自分の将来に続く様な気がする!! 続く…
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