第1章

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沙弓と幸子の始めた温泉施設は1年目を迎えた!! 開設時の不安な気持ちや馴れない接客も2人はスッカリと馴れて今では信頼出来る各部所の店長支配人に任せてその報告を聴くようにした!! 又…温泉鉱脈と近くに温泉施設が無かった事が今の現状に拍車をかけた様だ!! 親の妙子と五月と仕手は…娘達の始めた温泉施設が1年過ぎて順調に営業している事に安堵した!! そんな時…助手的立場で建築設計を学んでいた譲治がフランスに帰る事が決まった!! 妙子と五月は…あぁ~此れで私達の欲望の捌け口が無くなったとも思ったが? 譲治は自由だし誰の者でも無い、ましてフランスには恋人のある譲治なのだ!! 妙子と五月は…この現実を解っては居たが何故か虚しい気持ちを胸に抱き最後の快楽を3人で貪り譲治をフランスにと送り出した!! 娘達は…相変わらずレスビアンの関係が続いている様だが? 妙子と五月は消して口出しはしなかったし2人の娘を信じていた!!妙子と五月の孫に当たる子供達4人の女の子達もスクスクて育ち今では小学生と高校生だ!! 妙子は…過ぎ去った日々に思い出し染々と五月と2人で晩酌を仕手娘達の事業や孫達の成長を歓んで美味しいお酒を飲んだ!! 妙子と五月は…私達もソロソロ今の会社を引退して老後を愉しく過ごす事を考えようかと妙子は五月に提案して話し合った!! 五月も…血縁関係は無いが? 妙子とは歳も近いし本当の姉妹の様に過した時間も長くその妙子の提案には大賛成だ!! 妙子は…恩人であり大変お世話に成った現会長にこの引退をいつ話すか決めかねていたし会社を引き継いだ長男の2代目とは妙子と五月は何故か反りが合わずにいた!! 妙子は…会長なら自分達思いを理解して呉れる筈だとの確信は持っていたし、会長とは今の会社を今日まで支えてきた自負もあった!! 妙子は…後1年と心で1人決め手いたし五月には未だ打ち明けては居なかったが五月は私に就いて来て呉れるとの自信が有った!! 妙子は…素手に会社の為に建築設計の後継者を育てていた!! 続く…
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