第1章

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すると永吉が? はい、いずれは五月さんにプロポーズする津守でしたと答えた!! 妙子は…苦笑いを浮かべ本当に若いのネッと囁くと2人は顔を見合せ笑顔を見せた!! 思わぬ五月の妊娠が発覚して戸惑ったが? お似合いの2人の様子を見て妙子は成るべきして成った様だと何故か納得してこの事は3人だけの秘密にしょうと2人に口止めして隠す事にした!! 8ヶ月目を迎え後残りも4ヶ月と成った!! 日に日に大きくなる五月のお腹を隠す為に2人は苦労はしている様だが? 会社の社員やメンバーに黙っている事が申し訳無いと五月が言い出し妙子は会社の社長に話し五月と永吉の結婚を打ち明けて街の教会で社員の中で親しい人達に集ってもらい結婚式をあげたいと報告した!! その際…事情があって日本の会社には内緒でとお願いした!! 社長は笑ながら承諾して私もワイフと出席するよと言われた!! 妙子がこの日の夕方…アパートメントで2人の前で告げると涙を滲ませお礼を寄越した!! そして…12月のある日街の教会に置いて妙子が立会人となり会社の親しい仲間が集まり手作り感のある結婚式が執り行われた!! 五月の顔には女の幸せが表れ永吉は背筋を伸ばし立派に愛を誓い出席者にお披露目した!! 無事に結婚式を終えた2人に妙子は今日からは同じ部屋でやすみなさいと祝福して同居を許した!! 妙子は…自分は果して結婚等出来るのか? 2人の幸せそうな姿にふっと思ったが、昔のやな記憶がトラウマと成って未だ妙子の片隅に巣を作っていてその思いを打ち消した!! でも…女と仕手産まれたからには好きな男の子供が欲しいとは思う妙子もいる!! 妙子の願いがいつ実現するのか未だ解らないが? 今はこの研修を終えて日本に帰りバリバリ仕事をする事だと気を引き締めた!! そうすれば…何時かは幸せに成れる筈だと自分を慰めたが? やはり淋しいと独り語とを呟いた!! そして…妙子は頭の中で禁断の計画を独りで練っていた!? 其れは? あの人の良い思い遣りのある永吉なら私の願いを聞き入れて呉れるのではと思い始めた!? 続く…
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