4759人が本棚に入れています
本棚に追加
…そんな私は
その合コンで見事に泥酔し、おまけに吐いてしまったのだ
合コンでこんなに酔う女いるか?
と誰もが思っただろう…
今だに思い返しても
最悪だ―。
しかし、こんな私を
彼は 嫌な顔ひとつせず
家まで送ってくれた
うわ~
こんなに優しい人いるんだぁって
私の心の中は 彼でいっぱいになった
「お大事に
また 遊びたいな
今度は美幸ちゃんと二人で―…」
それから 二週間後
オシャレなレストランに誘われた時―
「最初見た時から 可愛いなって思ってたんだ
美幸ちゃん…
俺 好きなんだ
付き合ってほしい。」
夢かと思って
手の甲を何度もつねった
夢じゃない?
夢じゃないんだ…
やった――――!!!!!!
その日から私たちは
はれて恋人同士になった。
最初のコメントを投稿しよう!