4759人が本棚に入れています
本棚に追加
――
それからだった。
彼からの連絡は 徐々に減っていき
朝の「おはよう」メール
昼の「いただきます」メールに
夜の「おやすみ」メール
毎日来ていた メールや電話
あんなにマメだった彼が
あんなに優しかった彼が…
徐々に変わっていった
メールは返ってこない
電話をしても すぐ切られる
デートはするものの、毎回ラブホ
私は あんたのセフレかい…
と 何度も思った
でも、信じてた
私が 好きになった人だから
エッチをしても、愛されている気がしないことも
「愛してる」という言葉に愛を感じないことも
気づかないようにしてた
…彼を、信じたかった。
最初のコメントを投稿しよう!