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「リリの所に居るといい。今のプリエのそのしっぽの薄さなら大丈夫。フェリスと一緒なら居られるはずだ。あのグレーな者たちには行けない場所だから、とりあえずは安全だろう」
「でもユーディ、プリエはジャンプできないよ」
「ターゲットさえ意識できれば守護者のフェリスが手を貸せばなんとかなる」
「ほんとに?」フェリスは心配そうに確認した。
「ああ。私は守護者経験は長いからね。信用して良い」そう言ってユーディは口の端をあげた。
フェリスは安心した様子でうなずいた。
「2人を残して私が先にリリのところへジャンプするのは…少し危険かもしれない。まず安全な場所、もう少し上の場所まで飛んでいこう」
「うん、わかった。あ、けどユーディ、プリエは飛べない」
「だろうね」そう言って、ユーディはプリエを抱き上げた。
へっ これ、お姫様抱っこだ!
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