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「まず、私はマギの溢れる清流を発動させるわ。このカードは自分のステップフェイズにソウルポイントを1上昇させるの。これがステップに処理するカードね。ノーコストのランニングだから」
光は黙って聞いていた。
「それで光君のクロスゾーンには炎属性が二体風属性が一体いるわね」
「うん」
「このままバトルステップに入る。まず、マーメイドのウィッチっで気まぐれなシルフに攻撃をコマンドするわね」
これはちゃんと覚えないとと思った。マーメイドのウィッチの攻撃力は1000で、気まぐれなシルフの攻撃力は800である。
「まず計算だけどね。わたしはサーヴァントの攻撃力は1000で光君のは800。この攻撃で光君にダメージ200与えたの」
デジタルカウンターをいじった。
「相手のサーヴァントより上回った攻撃力がダメージになるのかな」
「そうよ。そして気まぐなシルフは破壊されてヘヴンに送られる。ここからがバーンアタックね」
桜宮は一息ついて。
「最初にカウンターの相性を説明したでしょ。炎属性の弱点は水って」
「うん。覚えてる」
「光君のクロスゾーンにいるサーヴァントの属性は炎のみ。わたしのマーメイドのウィッチは水属性だから直接ジェネラルの光君に攻撃できるってわけ。風属性がいたら、まずサーヴァントを先に破壊しないとバーンアタックできないけど」
「え、じゃあ僕は1000ダメージ貰うの?」
「そういうこと。直接相手のジェネラルにダメージを与えるのがバーンアタック。相手のクロスゾーンにサーヴァントがいないと直接ジェネラルに攻撃できるのね」
「うーん……僕のクロスゾーンには炎しかいないから水の属性のサーヴァントはすり抜けるように攻撃できるってことかな……」
「そうよ。サーヴァントは剣でもあり盾でもある。だからデッキには二色か三色入れたほうがいいの」
「弱点を突かれると不利だもんね」
「逆に一色はシングルカラーデッキって言ったりするけどね。ハマれば一貫性があって強いけど、最初は二色三色をお勧めする。あとカテゴリーってのもあるから」
よくできてるなーと思った。
良く見るとサーヴァントにカテゴリーと書いてあった。暴走するサラマンダーはエレメント。
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