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「なんで四枚ずつ入ったデッキは売ってないの？」
「向こうも商売だからでしょ」
ちょっぴり残念な気がしたが、しかたないと思った。基本は四積みだと、さっき桜宮が言っていた。
「イフリートレオとフレアライトニングを四つずつ買えば、戦えるデッキになるよ」
それで5200円か。光は計算する。
「じゃあ、イフリートレオとこの構築デッキを買ってみるよ」
「わかった。買ったらデッキを調整しましょう」
そして、光はイフリートレオをシングルで四枚。そして、フレアライトニングを四箱を買うことにした。
「まいどあり」
店長はニカッと笑った。
でもまぁ5200円か……
これで安くついたほうなのかなと、考える。
「最初は構築をベースにするって基本だから。光君の場合は炎と光ね」
「わかったよ。じゃあ、組んでみるか」
「わたしもアドバイスするから」
また、テーブルを挟んで椅子に座る。丁寧に箱をあけてみた。
「まず、四枚同じようにカードをまとめるとわかりやすいよ」
「うん」
桜宮に言われた通りにする。
桜宮は空になった箱の裏側を見ながら。
「使いやすいカードとか、いいカードが入ってるよ。この構築デッキ」
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