リディオ・アルボーニ1・夜伽の君は極上の花

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 リディオは雅を前に座らせ、背中を支えながら濡れた衣服の上から体を触っている。その度に、雅の唇からは控えめで切なげな声が漏れ出ていた。 「ほら、乳首立ってきたぞ。随分反応が早い。期待してたのか?」 「そんな事は……はぁっ」 「摘まむのが好きか? 痛いのも感じるのか」 「ちが! ふっ」  濡れた襦袢の上からコリコリと乳首を弄るうち、そこは硬く尖りだしていた。指の腹で摘まむように捻り上げれば、雅の言葉とは裏腹に気持ち良さそうな声を上げる。  露わになる項にも唇を落とし、赤い花は見る間に増えた。 「はぁぁ! あっ…」 「上品に見えて好き者だな、お前も。それとも、散々に開発された結果か?」 「あ…そんな事は……っ」 「まぁ、元々淫乱の気があったんだろうがな」  後ろから手を回し、雅の体を捩るようにして口づける。その間も手は悪戯に体を撫でた。  股座に挟むようにした彼の尻や、足の付け根。それらを刺激すれば気持ちよさから震え、声が溢れる。飲み込むようなキスに消えた微かな声は、どれも過分に甘い。 「あぅ…そのように触らないで…」 「美味そうに揺れてるぞ」 「恥ずかしいのです」 「もっと恥ずかしい事してるだろ? それにしっかり感じてる」 「っ!」  証拠を示すように、リディオは手を前へ回し雅の股座を探った。     
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