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オレたちは殺戮モンスターを警戒しながら、必死になって秘密の階段のスイッチを探した。
必死になっていないと、亮平や平岡先輩が残酷に殺されたあのシーンが頭の中に蘇ってくる。
オレたちは早く地上に辿り着き、二度とこの施設には近づかない。
この施設にいる限り、オレたちの命はゴミ扱いだ。
オレたちの命は木下ピエロのおもちゃじゃない。
オレたちはそれぞれが未来を持つ人間なんだ。
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