84人が本棚に入れています
本棚に追加
/170ページ
ところが、猫の世界にも仲間意識とか相性があるのでしょう。
タレ耳は、夫婦の五匹の猫たちに拒絶されてしまったのです。
あれこれ試しても 受け入れるどころではなく威嚇され、恐怖のあまりタレ耳は衰弱する一方で 夫婦は困り果ててしまいました。
そこで、動物大好き社員たちは考えました。
タレ耳は、多頭飼いに向かない。
初心者が飼うには難しい猫かもしれない。
マンションなどの、狭い空間が苦手なのかも。
現在 動物を飼っていない、猫慣れしている、一戸建ての持ち家に住んでいる人間は…
はい、白羽の矢が立ったのが うちです（≧∇≦）
タレ耳の経緯を聞き、不憫に思いすっかりその気になった主人は 私が猫好きなのを良いことに 一切の相談なく引取りを承諾したのでした…
私が全てを知ったのは、大量の猫グッズと共に（自社製品）タレ耳がうちに来た時です。
私は渋々さを前面に押し出しながら、内心は小躍りしていました。
だって、可愛いんだもん❤️
その辺をわかっているからこその、主人の決断だったと思います。
あれから九年、キャラは大切な家族の一員です。
🐱
最初のコメントを投稿しよう！