ある公園にて

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ある公園にて

サンペイ公園にいる僕ら二人の視界には、僕らを除いて誰もいない。その男が僕に話しかけてきた。 「お前と話がしたい。」 「なんだ?」 「俺日本語が得意じゃない。英語で話せるか?」 「僕は英語が得意じゃない。」 「どうしたらいい?」 「聞く方より話す方が難しい。お前が英語で話して、僕が日本語で話すのはどうだ?」 「それでいい。Who do you think I am?」 「話の流れから考えると、キムジョンイルの長男かな?」 「Do you know the name?」 「キムジョンナム。」 「You know well. Is there someone your favorite girl?」 「あの芸能人だ。」 「What do you know about her?」 「皇室級の血を持っているようだ。」 「Of where?」 「日本の。」 「Also Korea.」 「本当に?」 「She said she’d have liked to go to Japan again and again. It was because of you, wasn’t it? You have a sun.」 「よくわからないな。」     
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