第二話 妖怪九尾狐はうちの学校で噂の教師が気になるそうだ

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「何かわかったら、こっちに連絡しといてくれ。」 「う、うん。わかった。」 一人一人の電話番号がビッシリと書かれたメモ用紙を渡される。それも女子達にバレないようにそーっと。 静かに自分の席に座り、周りの空気を読まずに読書をし始める。今読んでるのは昔も今も有名な文豪の小説だ。この時間だけは誰にも邪魔されたくない。 気がつけば4時間目は終わっていた。
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