第四話 超展開、いや急展開になりました。さてさてどうなる。

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そもそも白夜のせいだ。なんで私をこんなことに巻き込むんだ。白夜に会ってしまったから、いつも気にしないどうでもいいことに関わろうとするから...。 ..."どうでもいいこと"? この事情はどうでもいいことなのだろうか?渡村先生が今まで色々と苦しめられて、ミリアさんがあんなにもたくさん話してくれて、どうでもいいことと言えるのだろうか。 枕を抱えて起き上がる。目覚まし時計は深夜の二時を指していた。そういえば私はいつから眠っていたんだ...?いや、そんなことはどうでもいい。今までわかったことを整理してみる。 うちの学校の国語の担任である渡村・アレン・咲良先生はいつも女子達からモテられて、その様子を男子達は...なんというか、嫉妬?嫌味?まあ、そんな感じになってる。そんな渡村先生には彼女の渡村ミリアさんがいて、一年前ミリアさんは渡村先生がうちの学校に来る前までいた学校で熱狂的な渡村先生好きの女子生徒に殺されて未練があって微妙に成仏されておらず。そして殺害した女子生徒は自殺。恐らくそれのせいで渡村先生はその学校を離れることになったのだろう。     
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