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と…
Bさん「よし…。
それじゃあ、今度は俺の体験談を話そうか」
Aさん「お。どんな話だい?」
オイラ『お。どんな話っすか?』
(引き続き、便乗)
Bさん「Aも知ってると思うが、俺はD子と付き合っている。
で、ある暑い夏の日に俺は彼女の部屋に遊びに行ったんだけど…
この話は、その時の体験談だ。
彼女、部屋に小型犬を飼っててね。
まあ、確かにかわいいんだけど、
部屋で彼女と二人になっても…どうも、犬が気になってロマンチックな雰囲気になれない。
そうこうしてるうちに、
彼女がシャワー浴びてくると言い出した。
で、D子がシャワー浴びてる間、部屋の留守番(?)をする事になったんだけど…
しばらくして…
突然!
野球ボールくらいの大きさの『白く光る物体』が!
『フッ!』と空中に現れたんだ!!
俺は、めちゃめちゃびっくりした!
その『光る物体』は、数秒間、空中に浮かんでいたが…
これまた突然!
『フッ!』と、消えたんだよ!
そしたらさ!
急に、小型犬がそわそわと落ち着かなくなって!走って部屋から出て行ってしまったんだよ!
と!
それと同時にだ!
突然っ!
今度は、俺の胸の辺りが物凄く苦しくなったんだ!!
まるで…
『誰か』が、
俺の心臓を直接『ワシづかみ』している様な…
そんな苦しさだ!
俺は『霊感』とか全く無いんだけど…
『ヤ、ヤバイ!この部屋には…何かが、いる!!』
と、直感的に感じて
慌ててD子に声をかけずに自分の家に帰ってしまったんだ!
彼女の家を出た途端、胸の苦しさはキレイに無くなってた。
後日、俺はD子に電話して正直に何が起こったか話して謝った。
そしたらさ!
彼女は、少しも驚かずに
『ああ…たまに有るわよ。そういう事』と言ったんだよ!
あの『光る物体』…時々、あの部屋に現れては、すぐに消えるんだそうだ。
彼女自身は、別に胸が苦しくなる事は無いって言ってた。
あの『光る物体』の正体は、彼女も分からないそうだ。
今でも俺は、D子と付き合っているが…
あの部屋には、あれから行ってない。
まったく…
一体『あれ』は、
何だったんだろう……」
Aさん「…マジか…」
オイラ『…マジすか…』
Bさん「うん…。
いやぁ。あの時は、マジでビビったよ…」
そりゃあ…
ビビりますね(汗)
Aさん「…B…。
お前…D子と付き合っていたのか……」
…って!
そっちですかぁっ!!!
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