いじめがなくならない理由

ある学校で、いじめが原因で不登校になった子がいる。
意味もわからず、無視をされ、悪口を言われる。
子供は年齢が上になればなる程、自分がいじめられている事を隠すようになる。まわりに、自分がいじめられていると思われたくない、知られたくないのだ。
ある学校で不登校になった子の話しの中で、｢部活動の時、休憩時間にみんなが集まっている時に同じ学年の子から無視をされていても、みんなの"輪"の中に入って笑ってた。先生や先輩に心配されたくなかったから｣と。胸がつまった…せつなくて、かわいそうでたまらなかった。
どんなにつらかっただろう。
どんなにせつなかっただろう。
無視をしている子に苛立ちを覚えた。なぜ、なんの為にこんな、心腐ったような事をするのか、
できるのか…。
いじめをする子のその日、その時々の感情や機嫌によって苦しめられる。毎日毎日、毎日、苦しめられ、その苦しみに耐え、つらい思いを抱え学校に行く。無視をされ、悪口を言われる苦しみ、つらさ…計り知れない。
打ち明けられない苦しみも抱えて…
人の人生までもを狂わせてしまう、いじめ。このままでいいのか？このまま、いじめがなくなるのを待つだけでいいのか？